2018年3月18日日曜日

2018年3月 タイ

マレーシアに続いて第二弾のタイに行ってきた。前回はとりあえず行くのが目的だったが今回は少し事前に調べて行った。ということで空港と病院の2社をピックアップ。


人口は6800万人。人口は既にピークに差し掛かっていた。インフレ率はここ数年は2%前後で推移している。

■ Airports of Thailand



スワンナプーム、ドンムアン、プーケット、チェンマイなど6つの空港を運営しているものが上場されている。近年はLCCの発達で大きくトラフィックが増えている。また中国からの直行便がスワンナプーム以外にも発着するようになり拡大傾向にある。



収益の柱は空港施設利用料的なものと、テナントから上がる収入など。

調べてみると上場している空港というのは結構あって、シドニー、マレーシア、中国のいくつか、テルアビブ、オークランド、フランクフルト、パリなどがあった。

■ Bangkok Dusit Medical Sercvices



タイではメディカルツーリズムを推進している。米を除くとシンガポールといい勝負になっている。



時価総額でみると世界で4番目。マレーシアの病院も2番目とか。知らないものです。利益率だけで言えばDusitは1番。



こんなホテルのような設備に入院するらしい。



収入ベースでみると外国人は30%といったところ。タイ人は最近、保険会社を経由する支出が増えているよう。健康保険が普及してきている感じでしょうか。

■ 実際に行ってきたところ



タイのセブンイレブンはCpallという会社が運営。makroは2013年くらいにCpallが買収したいわゆるコストコ的なお店。タイの渋滞は激しいということで朝6時からスーパー巡り。

印象としては、コストコよりは品数が多い、プライベートブランドがかなり多い、いわゆる世界的な消費者ブランドだとコーラ、ペプシ、コルゲートくらいが強く、P&Gを筆頭にどこでも強いブランドもそれほど目立たなかった。マレーシアやいままでの国とはかなり違った。珍しい。



基本的にはタイの人も新築志向が強いらしい。日本人が多いスクンビットのあたりは日本人学校があったりで底堅い需要があるとか。近年は少しずつ周辺の開発も進み重心が少しずつ変化しているとのこと。

写真はその開発が進んでいるオンヌットという場所の物件。新築は家賃6万くらいで横は6000円くらいらしい。



右はウェスティンで高層ビルだが横はバラックっぽいとか、日本とは違った風景を見せてくれる。



Dusitが運営するバンコク病院は少し遠かったので、現地の日本人が多く行きまた海外からの人も多いというバムルンラード病院を見学してきた。



日本人が多いこともあってかこの通り。



とはいえ日本人ばかりではなく、英語、アラビア語、カンボジア語も表示されていた。

実際に中を歩いてみると欧米系、インド系、アラブ系と万遍なく人種がいる感じで実にインターナショナルだった。特にアラブ系はアメリカに入国が難しいのでタイに来ているとか。

また周りのカンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナムは医療が未発達なこともありそこからも大勢やってくるらしい。Dusitの資料にはタイ政府は中国人向けに90日の医療ビザを発給を始めたとあった。

待ち時間の長さも公的な病院と私立の病院では違っていて、現地の人いわくなんでも10倍違うとか。私立だと病院に来てから診てもらって薬を受け取るまで30分で済むらしい。



朝8時は国王を讃える歌が流れるのでみんなで起立。



地元の人が仕入れにいくというウィークエンドマーケット。細かいところだけど個包装になっているのが発展している様子を物語っているなぁと感じる。ここで30バーツのものが市内のデパートでは60バーツ、空港では120バーツくらいだった。



日本の観光地は既に東京や京都から離れ日本人も行くようなところが紹介されていた。



サイアムディスカバリーというデパート。日本人が設計したらしい。とってもオシャレ。



最近なにかと話題になることが多い決済手段はこんな感じ。



フードコートも解放感がある。



手元のタブレットから注文する方式でさらに横の機械で決済まで出来た。レシートもメールアドレスを入れればそこに配信された。

この件やバラックの件もそうだけど、貧富の差がある国は雁行のように行けるところからどんどん発達していくスタイルだなぁと。

■ 英語

今回も案内してくれ方が以前バンコクで働いていたということもあって、現地の人を紹介してくれて英語でやりとりをしたが、意外に自分がしゃべれたのでびっくりした。

きちんと英会話の勉強すればこれはひょっとしていけるんじゃないかと思ってしまったことが、ある意味この旅での一番の収穫かもしれない。

ちなみに45歳くらいだと転職はあまり一般的ではなく、38歳くらいになると転職を普通にする感じになっているらしい。この辺は日本と一緒か。

不動産会社の人もタイ人で日本語ときちんと事務できる人を引き留めるために賃金を上げないといけないと言ってきた。

日本語や英語も資格や検定ぽいのがあって、それが出来るとお給料が倍になるとか割とスキルそのもので給料が変化するらしい。ウエイターだと5万弱、大卒事務で7万弱、日本語まじぺらぺらで35万円とかそんな具合のようだ。それは勉強しちゃうかも。

そういえば不動産会社のアシスタントの人は日本の大学生でインターンで来ている人でした。昔もありましたが今はそういったインターンを仲介する業者も海外まで紹介してくれるんですね。時代は変わるものものです。

バンコクは街の発展速度が速いし人間ドックも4万円くらいと安いので、定点観測 + 旅行 + 医療を兼ねて行くというのは確かにありなのかもしれませんね。

2018年2月26日月曜日

東京マラソン 2018 まとめ

■ サマリー

・自己ベストの3時間13分11秒を記録(4'34/km) 去年は3時間23分28秒。
・ポイント練習中心の練習は効果があった。

■ 感想

今年は横浜マラソンが台風のため中止となりレースは湘南マラソンとこの東京マラソンの2回となった。なお前回のマラソンは湘南マラソン3時間19分11秒(4'43/km)であった。

東京マラソンは16km付近までふくらはぎが微妙に重い感じで嫌な感じであった。またレースを通して別段上げ下げしている意識はないのに、ペースが乱高下し良く解らない状態であった。

ひとつにはランニングウォッチの心拍数が開始直後からバグってしまい、いつも参照にしているものが参照できなかったのが原因のひとつかもしれない。同じペースで走っているつもりでも04:10の次に04:38とか来るとなかなか精神的に大変であった。

ペースの上げ下げはスタミナに影響するので、それが最後にペースを上げきれなかった原因なのかもしれない。

■ 練習について

湘南マラソンが12月の1週だったので3か月弱の練習期間があり、1月以降の練習は

32km走を6本
5kmのタイムトライアルを4本
4'15(サブスリー以下)のペースで走るものを3本
21kmのペース走を4本

といった具合だった。今年は概ねポイント練習、8km、8km、ポイント練習の流れで行った。

32kmにしろ5kmのタイムトライアルにしろサブスリーペースにしろ、ポイント練習をすると脚が回復するのはだいたい3日後なのでこのような按分になった。去年まではそれほどポイント練習を意識していなかったので、大きく効果があったと考えている。

体重は炭水化物少なめで54kgくらいで安定していた。絞ったときは52.5kgまでいった。レースのある週はグリコーゲン、つまり炭水化物を多くとって体にエネルギーを蓄えるので、レースは56.1kgで臨むこととなった。

32km走の時に糖質の大事さを学んでいたので、今年は体重増を恐れずにグリコーゲンを増やすることを重視してみた。結果はたぶん良かったはず...(増やさないでレースを走った結果は得られない 我々は一つの人生しか経験できない...)

■ その他

3時起きは早すぎて二度寝してしまう。
レース後のレストランは早めに予約しておくこと。
フルマラソンを走ると少なくとも1日に3800kcalを摂取する必要がある。
プロの映像を見ると水分補給の際にコップを潰さずにタイミングみて一気飲みしている。 

■ 来期に向けて

去年のベストが3時間23分28秒だったので今年は10分縮める事ができた。また湘南マラソン・東京マラソンとも後半大きく失速することなくレースを壊さないでベストを更新できたので、自分なりのレベルでコツを掴んだと言えるのかもしれない。

3時間以下で走るには4'15/kmのペースが必要だが、そのペースで既に17kmまでは走れるようになっているのでこの距離を少しずつ増やしていきたい。

来年同じだけ短縮できたとしても3時間3分なのでどうしたものか。できるなら来年で3時間切ってしまいたいが、その練習を考えただけでゾッとしてしまう。

大きな変化はながい一つ一つ着実に進むこと、冒険をしないので90%くらいできちんとまとめることなどは、長い目でみればそれこそが肝要な点であることをマラソンは教えてくれるという意味で大変良い経験になっている。

2018年1月3日水曜日

2017年まとめ

2017年のまとめ。個人的な備忘録。
・結婚式を挙げた。

■ 政治・経済ニュース

・加計学園

・共謀罪成立
・都知事選 小池勝ち
・稲田辞任
・米ハービー
・衆議院選 自民圧勝 増税 使途変更
・サウジ改革へ

・北朝鮮ICBM着々
・カタロニア独立選挙
・iPhone X
・米 税制改革

・FRBバランスシート縮小開始
・過去最低水準の低ボラティリティ
・GM減配
・日本企業の相次ぐ不祥事
・トイザラス、エアベルリン破綻
・アマゾン、ホールフーズ買収
・ディズニー、FOX映画部門買収へ
・CVS、エトナを買収へ
・AT&Tとタイムワーナーは失敗
・イールドカーブ フラット化
・ベネズエラ危機
・アジアのドル建て起債増加
・コベナンツ無しの増加
・米小売りは生鮮価格上昇を価格転嫁できず

■ ブーム

・AI
・ビットコイン・暗号通貨
・buy the dip
・Index Fund ETF

■ トレンド

・高齢化
・人手不足 過去最低水準の失業率 ロイホ無人店舗
・格差拡大
・フリーランス増加
・Amazon effect
・低価格業態
・天然ガス・再生可能エネルギー増加、石油・石炭・原子力のシェアは減
・中国の天然ガス輸入増加
・広告のネット化で、30秒から15秒以下への広告へシフト
・携帯での動画視聴
・アメリカ人の移動率が減少
・新タバコへの移行
・ケーブルTVからNetflixなどへ
・買収による企業数の減少
・若者の地ビール選好
・米はミレアル世代が最大層に
・映画は自宅で
・麻薬の合法化、拡大
・ポリコレ #metoo はあちゅう
・米国債はブローカー・ディーラが減少し、投資ファンドが買う時代に

■ 本

151冊。仕事の読みもので圧迫されて少なくなった。今年は少し選んで読んでいきたい。良かった本。

・反脆弱性

・競争戦略の謎
・繁栄
・マニャーナの法則
・なぜ彼女が帳簿の右上に売上と書いたら世界が変わったのか?
・経営戦略を見直す
・水源
・親族の基本構造

映画は


・スノーデン
・ブラッドダイヤモンド
・ホーネットネスト
・世界を欺く商人たち
・メッセージ
・女神の見えざる手

■ 旅行

ハワイ、ヴェネツィア、ローマ、台湾、マレーシア。


普段から調べていることを現地で実際に見てみることができるので楽しかった。

■ 時間

2017年は年央くらいからアメリカの10-k(有価証券報告書)を毎朝読むのが習慣になった。丁寧に事業内容が書かれているし、業界ごとに知らないことがほとんどなので楽しい。したがって早起き数も276日と前年の228日から大幅に増加した(朝起きて調べるのが楽しみ)


■ ランニング

年間で3589km。ちょうど月300kmといったあたりか。去年の1839kmから大幅に増加した。内容もただ距離を稼ぐのではなくポイント練習をきちんと練習できるように変更した。今のところのベストは3時間19分。来年はサブ3に行きたい。。。

■ 勉強したこと

去年から続いていた案件だが企業の解散を体験してみた。いわゆる純資産を投資家に返却する過程というあまりお目にかかれない機会だったので良い勉強になった。投資家の割引率も観察できるのでそれも面白かった。

TOBも同様に面倒くさい案件をやってみた。こちらも勉強にはなったが、労力がかかる事、リスク・リターンが悪いことがあり全体的にはやる必要があまりなさそうだった。税金の処理も同様に勉強にはなるが、ややこしいし時間を取られる。

日本企業がどうして儲からないのかを勉強した。基本的には新卒一括採用、解雇規制が問題の本質。長時間労働、少子化、保育園問題、家庭内家事などの問題も基本的にはここから。

解雇できない(事業売却もしない) → みんなで同じところに進出 → 利益率の低下 → ひどく儲からない → 景気後退ですぐに赤字(銀行も同じ構図で貸さない) → 景気後退に備えて内部留保の増加 → 労働者賃金、投資家還元にも回らない。誰得? → 正社員 → でも長時間労すぎる → やっぱり誰得?

長時間労働を無くすには解雇ができるようになること。つまり正社員も雇用の保証が無くなること。トレードオフでしょうか。だいたい『正』って。

それから2017年は一時的に企業の内部留保が俎上にあがり、一部クラスタでは内部留保は資産に代わってるから現金はないとか騒いでいましたが、実際のB/Sは読んでいない事が良く解り勉強になりました。

■ 考え

正確に間違えるよりも、漠然と正しくありたい by ケインズ


だいたいのことが漠然としているので背中を押される言葉です 笑

未来については、事実というものは存在しない。あるいのはただの見解。自分が予想したマクロ的な将来を心底断言する人は、無知ゆえの発言なのか、それとも自信過剰か、あるいは嘘をついているか、いずれもみずからの先見性を誇張している。by ハワード・マークス


結構ありますよね。これはマクロ的なものだけではなく、未来に関することならだいたいに当てはまりそうです。私はxだ。だからyだ。というのは仮に現状を正確に描写しているとしても、未来の私がxなのかは不確定なので、未来にあるのはただの見解といったところでしょうか。そこを意識できるか否かは大事なポイントと言えると思います。

私は自分がやってきたことと同じくらい、やらなかったことに誇りを持っている。by スティーブ・ジョブズ

この辺りの事はいま考えていますが、どうも、あるいは昔からかもしれませんが、集中する人生と発散する人生があるようで、それは気質の差なのかなぁと。

個人的には時間の運用もだいぶ良くなり、これ以上の時間を作り出すのは難しくなってきたので考えどころだなぁと思っています。どちらも魅力的ですが何かをするには時間が必ず必要になるのでトレードオフですね。100のやりたいことをやるのも良さそうですし、3つあるいは1つのことに集中するのも良さそうです。

同じように幸福は否定の概念で説明するのが一番だ。語るべきは不幸についてだ。幸福の追求と不幸の回避には違いがある。私たちは誰でも不幸の原因は解っているし、その対処法も知っているはずだ。 by ナシム・ニコラス・タレブ


2018年も心乱されることを少なく、平穏に暮らせますように。

2017年12月5日火曜日

20171203 湘南マラソンまとめ

・自己最高記録の3時間19分11秒(4'43/km)を達成
・25kmからペースアップしたら最後きつかった

■ なんとか記録更新

去年の東京マラソンで3時間23分(4'49/km)を達成できたいので、今回はこれを更新することが一応の目標だった。

11月は30km走を5回こなし去年のラップならなんとか行けそうという感触は掴めていた。

しかしそれ以上のラップだと若干苦しい感じがしたのでフルマラソンだとどれくらいのタイムで行けば良いのかは解らなかった。

結果、序盤の32kmは4'47で行って最後の10kmは4'30までペースアップすると3時間20分を切れるので、これを目標とした。

理想を言えば3時間15分を切れると達成感が出るのだが今の実力では難しいということで自重した。マラソンは走る前から自分の欲との戦いが始まってるか。

■ 序盤は抑えるのが大変、そしてやっぱりしっぺ返しを食らう

割と前の方からスタートできたので、最初の5kmで大きくタイムを落とすこともなくすぐに巡航速度に入れた。

しかし体が軽くそれに合わせた走りをしようとすると4'35くらいなってしまう。このペースで行くと確実に潰れるので、これを抑えることに苦労した。20kmや30kmなら、つまり普段の練習ならこのままで問題なく終わるところなので、このあたりが練習と本番の距離の違いと言えるかもしれない。

ところが25kmになっても未だに余裕だったので、ここから欲を出して4'35にペースアップしてみた。結果的には最後までほぼそのペースで走ることはできたのだが、愛媛マラソンや東京マラソンで上手くいった最後を4'00付近まで上げる爆走という感じには持っていけなかった。

ペースアップした後に感じたのは思ったよりもスピード上がらないな、思ったより厳しいかも、という感じだった。なんとも怖い。

結局最後の3kmは結構辛い時間になり(とはいえスピードは維持できた)、やはりペースを上げるのが少し早かったかという印象を持った。

若干余裕を残してゴールするのも、途中からペースアップするのもタイムは変わらないのかもしれない。意外な発見だった。

やはり事前のプランを維持するのなかなか難しい。

■ その他

・コンビニのおにぎりが朝食では味気ないなと思いジョナサンで朝食をと思い入ったが、4時台だと早すぎてまだ朝食メニューがなかった。結局唯一の和食ぽかった金目鯛の煮つけを食べた。

しかし付け合わせの野菜や切り干し大根が祟ったのか、レース中に何度かお腹が痛くなった。普通に炭水化物だけが良いのかも。

・給水所のコップがプラスチックで飲みにくかった。日差しが強く汗も出ていたので給水はしっかりしようと思っていたので結局しっかり止まって飲むことにしたが、変に失敗するよりは良かった。タイムに直すと4秒くらい遅れる感じ。

・レース中の補給食はいつの通りスポーツようかん2本だった。カフェイン入りが良いらしいので次回は事前に試してみたい。

・カーボローディングは思った以上にきちんと計算する必要があるようだ。
  http://nakajima-bonesetter.com/blog/post-5563

・体重を減らすのも、食事も練習のひとつなので栄養学を軽く勉強したが面白かった。

■ 総括

やはりマラソンは自重のスポーツだと思い知った。30km以降からがマラソンの本番なので、普段の練習とは違う条件なのが難しい。

プロの世界であっても身体的能力では劣る30代半ばが活躍するのもこういった精神面が土壌なのかもしれない。

2017年10月30日月曜日

20171021 マレーシア

クアラルンプールの不動産を見るという友達がいたので付いていってみた。出張です。

・クアラルンプール想像以上に発展している。ビルもモールも多い。ネットも問題なし。


・車社会

・厳格なイスラムではないが、豚肉売り場はノン・ハラルコーナーとして別に設置されている。


・マレーシアのハラル認証。


・マレー系が6割、中華系が2割、インド系が1割。民族割合に応じて雇用する制度あり。

・英語みんなしゃべれる。

・ごはんも各国のごはんが揃っていて美味しい。

・お酒は飲めるが、地ビールはない。

・1人あたりGDPでみるとマレーシア9,500ドル、タイ5,900ドルと上回っていた。人口は3,300万人とタイの7,000万人より少ない。ちなみに日本は38,900ドルの12,700万人。

不動産的なこと

・ツインタワー(大手町みたいなところ?)がきっちり見えるか否かで不動産価格が変わってくる。画像だと1本しか見えてない。建設中の建物はフォーシーズンズ。


・いわゆる独身の駐在が借りるのは8万円くらいで2LDK。プールとかついている。表面利回りは3.8%らしいので8/0.038=2100万くらいのお部屋。


・良いなぁと思うお部屋だと5500万くらいになってた。この辺になるとマンション内にコンビニ、クリーニング、ジム、託児所などついてくる。



・マンションはオーナー次第なので同じマンション内でも各部屋ごとにだいぶ設備も雰囲気も違う。

・まだまだ街を作っている。


・日本人街では依然として会社による奥様序列があるそう。もっともそこから離れて暮らすことも可能。

その他

・マレー系は怒られ慣れていないのでトラブルがあったときの理詰めは逆効果。無視されるだけらしいです。それよりもあなたしか頼れないと情に訴えるのが良いのだとか。

・製造業で伸びてきたが最近は人件費が高くなったので撤退している製造業も多いらしい。

・お正月は4つ。マレー人、中華系、インド人、日本人。今回はちょうどインド系のお正月だったようです。


・勉強した通りおむつでユニ・チャームなどが進出している。ここらへんは欧米系と真正面からぶつかっている感じ。


・いわゆる生活必需品系では英国のReckittが多かった。各社ごとに優先する市場が違うのかと勉強になった。


・ガソリンスタンドのコーヒーもこんな具合に発展してる。


感想

・もちろん都市部しか見ていないのもありますが数字以上に発展しているというのが印象。よくあるように既に部分的にはこちらの方が進んでいることも。帰りも空港までタクシーに乗りましたが、結構ビルあったから割と全面的に発展しているのかも。

・今回は友人が英語できたのでいろいろ聞けて良かった。どんなスキルでも習得するのは時間がかかるので、投げれるところは投げてしまった方が良いのだとしみじみ思った。歳をとりました。

2017年10月18日水曜日

201710 米 小売店

アメリカの小売店を調べて興味がでたので実際に見てきました。つまり出張です。

・ROSS ロスドレス

売れなかった在庫を買い取って売ってくれるオフプライスのお店。TJXに次いで2番手の存在。この形態はアマゾンプルーフ(アマゾンに耐性がある)とか。ユニクロの米国展開が苦戦しているのもこのオフプライス業態があるからとも言われているようです。



こんな感じで売っている。アメリカは元々日本からすると安いのに、さらにそこから安くなっているという感覚らしい。


ワイキキ店はところ狭しと陳列されている感じ。郊外店はもっとゆったりしている。レジの前にはなんだかんだ人がいてそれらりにお客さんがいる様子だった。

・JWN ノードストローム

いわゆるデパートが自分でオフプライスをやっている。10-kをみるとかなりな勢いで業態転換している。ROSSやTJXに比べると、いわゆる知っているブランドを扱っていて、普通に欲しいものがある感じらしい。

・TGT ターゲット


アラモアナのターゲットはやっていなかった。

・トイザらス

値段をアマゾンと比べてみたが決して劣っている感じではなかった。本業というよりもはやり負債が大きすぎたのが失敗の原因か。

・FL フットロッカー


ナイキの失速と共に苦戦している。お店は半分ナイキ、半分アディダスといった感じか。品揃えは普通。店員さんがレフリーの恰好をしている。


女性用。


FLは不採算店舗を閉じ始めているが、その中でKidsは確か店舗が増えていたはず。確かに子供靴だけはあまり競合がいなさそうで特色がはっきりしていた。

・GPS ギャップ


興味もないので写真だけだが、店内はそっけない感じだった。

・シーズキャンディ


バフェットを読むと必ず出てくるお店。向こうでは中の上くらいで贈答品需要があるらしい。店員さんも昔ながらの制服かつ年配の方で独特の雰囲気を醸し出していた。

・TJX


オフプラスの最大手。ROSSと比べるとアパレルだけでなく日用雑貨の割合が多かった。

・BBBY ベット・バス・ビヨンド


実際に行ってみるとベットじゃなくて、いわゆるデパートの調理器具コーナーの専門店といった具合。かなりの高収益企業だったがネットに出遅れたこともあり近年は粗利が減って大苦戦。お店もいままであぐらをかいていたのか、店舗改装費用が出ていない感じだった。主力商品がネットで注文しやすいのが厳しいかなぁ。

・WBA ウォルグリーン


いわゆるドラッグストア。CVSとWBAが大手。BBBYとは違って店舗は綺麗で品揃えも良く、かつ適度な広さで良い印象だった。ただしアマゾンが薬を販売するとか、薬価価格に低下圧力がかかっているので難しい局面を迎えている。

・WMT ウォルマート


ご存知世界最大の小売店。とにかくだだっ広い。なんでも売っている。洗剤などの量もとにかく多い。アメリカな感じ。たしかに安い。バナナが37セントで美味しかった。


最近はアマゾンと真正面からぶつかっている。IT投資とIT企業買収にバンバンお金を使っている。セルフチェックレジも便利だった。この辺に限らないけど、競争激化は結局のところ株主ではなく消費者の利益につながるので、アマゾンもウォルマートもたぶん大変なはずというのが読みなんですがどうなんでしょうか。

・SBUX スターバックス


スターバックスロースト。ここのところTEAVANAの減損や既存店売上の減速などが撮りざさされていますが、マクドナルドがなんだかんだいって未だに最高値を更新していること、基本的に相手がいないというのは強いかなと。とはいえネスレがブルーボトルコーヒーを買収したのでとりあえず相手になってくるかも。


米国内のスタバは結構飽和して近接店舗と共喰い起こしているのではないか、とこの前の決算でアナリストに言われていたがその返しとして影響は本当に微々たるものだし、米国にはドライブスルーがまだまだいけると発言していた。確かに車が列をなしていたので需要はありそうだった。

・ホールフーズ


最近アマゾンに買収された、高所得者層向けのスーパーマーケット。


タッパに詰め込んで、その重さ1オンス(450グラムくらい)で8ドルとか、サブウェイみたいに目の前でサンドイッチあるいはジュースを作ってくれたりと見ていて面白かった。


アマゾン効果。米国外の食品で効果が表れているようだった。



これも実際に行ってみてわかったが、いわゆるプライベートブランド(ホールフーズは365という呼称)の取り扱いが広範囲に渡っていたことには驚いた。トマト缶、シリアル、パスタ、洗剤、おむつなどなど。香辛料もPBで展開していた。

・BBY ベストバイ



いわゆる家電量販店。品揃えも概ねビックカメラと同じ感じ。店員さんは良く話しかけてくれて感じが良いが、扱っている商品が厳しい感じ。テレビはアマゾンと比べても安かった。全体的にテレビの価格は値崩れしている?サムスンとLGが多いかな。

・SHW シャーウィン・ウィリアムズ



少しマニアックになるけど塗装大手。日本人はあまり塗装とかはしないと思うけど、アメリカでは中古住宅でも上物にきちんと評価がつくらしくこういう需要も多いらしい。SHWがユニークなのは要はペンキを売っているが自社用の小売店を持っている点。よく商売やれると思うが確か全店で4800店舗規模。最近もかなりの増配を記録していた。商用の塗装のPPGとは棲み分けができていて、こういうの知ると10-k読んでいると楽しいなぁと思ってしまう。

・LOW ロウズ


いわゆるホームセンター。事実上アメリカではロウズとホームデポの2強。


とにかく家に関することであればなんでも揃っている感じ。ユニットバス、シャワー、タイル、木材、スプリンクラー、チェンソー、トイレなどなどなんでもある。生活スタイルが日本とは全く異なるんだなぁと。これだと一部の都市部以外ではニトリ、無印は難しそうだとなと。

・WDFC WD-40カンパニー


ロウズに防錆材のWD-40があって小躍り。少しマニアックになるけどこういった会社を知ると面白い。

・HD ホームデポ



全米最大のホームセンター。この企業は今までも傑出していたけど、最近も新規出店を控えてIT投資を積みあがている点。ネットで調べて、それがいまいる店舗のどこにあるかを表示してくれるかなど確かめられて面白かった。

LOWとセグメント的な違いでいうとHDはプロ向けが10%ほどLOWより高く30%~40%くらいあるらしい。確かにLOWの方が個人としては知っている商品が多かった。

店員さんが同じオレンジ色のエプロンをしていて統一感があったし、店員さん同士も仲良くやっていて、醸し出している雰囲気が良かった。かなり好印象。

・ヨーグルト

ここからは小売店ではなく商品とか陳列棚。




ゼネラルミルズがここのところ苦戦しているのは、主力のシリアルが低下傾向なのと、ヨーグルト(Yoplait)のシェアが新興のCHOBANIに奪われたこと。CHOBANIは二層構造でしっとりした感じで確かに美味しかった。

・チョコレート


HSY(ハーシー)とネスレの一騎打ち。それにマーズが続く格好。陳列もマーケットシェア通りで勉強になった。味は要はアメリカの味で、日本やヨーロッパのビターな味ではない。でも逆に言えば、この甘ったるさが参入小障壁なのかなと。問題は次の世代のミレニアルやジェネレーションZの味覚はどうなるんでしょうという話。アメリカ人の舌も洗練されるのかしら。

・歯磨き粉


PGとCL(コールゲート)の一騎打ち。ちなみにコルゲートのブラジルやメキシコのシェアは70%を超えている。

・洗剤とか


この辺はウォルグリーンで撮ったものですが、花王やライオンと同じように知名度が高い企業で陳列棚が埋められている感じ。CLX(クロロックス)の漂白剤があってちょっと小躍り。

・日焼け止めとか


J&Jも定番の絆創膏や日焼けどめなど抑えているところは抑えている感じ。もっともJ&Jの日用品部門は18%くらいだった気がするのでそれほど大きい影響力を持っていいない感じですが。

・その他食品


SPAMとかハインツのケチャップなどいわゆる定番品の棚。

・ポテトチップ


日本ではカルビー1強のポテトチップですが、アメリカでは最大シェアのペプシでも25%程度と競争の激しい業界。でも実際に見ているとペプシ(Laysなど)がかなりの棚を占拠していました。

・ビール


なんだかんだで地ビールを飲んでしまいますが定番は安定感が半端ないですね。

■感じたこと

・小売をするなら店舗改装は大事。
・アメリカでもPBが伸張してきそう。
・生活スタイルの違いは書類の上からは見えにくい。感じにくい。
・当然だが勉強してからいくと面白い。
・味を確かめようとすると太る